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2015.08.13 Thursday

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    ラフ族の伝統的なバッグとリス族のバッグ

    2014.04.10 Thursday

    先日、ラフ族の機織りの様子をご紹介しましたが、その時に織っていた細長い布は、
    こんな感じのラフ族伝統のバッグの肩ひもの部分になります。

    カレン族のバッグと同じように、バッグ本体の脇から縫い付け、肩ひもになります。
    このために、細く、長く、織っていく必要があるのですね。

    ラフ族のバッグ

    このバッグは、男性にはちょっと小さいサイズだったようなのですが、
    がんばって?かけてくださったので、お写真を撮らせていただきました。
    わざわざすみません。ありがとうございました。

    ラフ族のバッグ

    ラフ族は、どちらかというと”織り”よりも”アップリケ”のような技法に長けています。
    そうしたアップリケをつかったポーチやバッグなどの製品をよく見かけます。

    このバッグの本体の上の部分なのですが、赤や緑、白や黄色などの色布を、
    折り紙のように折り曲げて、重ねて縫い合わせていくものです。
    1枚目の写真が、おわかりいただきやすいかと思います。

    その他にも、こんな丸い刺繍もラフ族の伝統的なものだそうです。

    ラフ族のバッグ

    この丸い刺繍には、どんな意味があるのかお聞きしてみたのですが、
    その意味はわからないそうで、でも、昔からのラフ族伝統の文様だそうです。

    今回、いろいろな村で、それぞれの刺繍の意味をたずねてみたのですが、
    意味までを知っている人は、ほとんどおらず、若い世代になると、
    伝統的な文様をアレンジしたり、異なる文様を組み合わせたり、
    自分たちの好みに合わせて、新しい文様を作り上げていることも多く、
    ますます文様の意味は、なくなっていっているようです。

    ラフ族のバッグについて

    ラフ族のバッグより小さなこのバッグ(下写真)は、リス族のものだそうです。

    なぜ、リス族のバッグを持っていらっしゃるのか聞いてみると、
    リス族の人から、同じようなのを作ってほしいと依頼があったのだそうです。

    リス族のバッグ

    前回タイを訪れた時も、モン族の人たちがミェン族の刺繍を刺していたり、
    異なる民族間での、刺繍や織りの技術が融合されていってることに驚いたのですが、
    今回も、そうした場面にたくさん出逢いました。

    それは、もう今では、普通のことなのだなぁと思います。
    というよりも、こうしたことは、もっと昔から、普通のことだったのかもしれません。

    織り人
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      タイ北部のラフ族の村での機織り

      2014.04.08 Tuesday

      今回のタイ訪問では、本当にいろいろな村をまわることができ、
      いろいろな出逢いがありました。
      そうした中から、まず何からお伝えしたらよいか…、と迷うほどです。

      私自身もまだ、まとめ切れていないところも多く、まだまだ調べてみないと、
      わからない点もたくさんあります。

      なので、そんな頭の中を整理するためにも、順を追って少しずつ、
      日々折々、書いてみることにします。

      タイ北部のラフ族の村

      今回、まず初めは、ラフ族の村を訪問することができました。

      こちらの村は、これまでに『織り人』としてご縁があったところではなく、
      いつもお世話になっているチェンライのモン族の村を訪れる前に、もう少し北に位置する
      メーファールアン郡へ立ち寄ってみた時に、偶然おじゃまさせていただいた村です。

      タイ北部のラフ族の村

      そのあたりは、たくさんの山岳民族の人たちの村があり、このラフ族の村もその一つです。

      一軒の家で、織りなどをしているところがないか尋ねると、近くの家を紹介してくださいました。
      その家を訪ねてみると、その家の方が、”今は織り手(奥さま)は、魚を捕りに行ってしまって、
      いないよ。”ということでした。

      それでも、姪っ子さんなら今、織っているかもしれないと、すぐ隣りの姪っ子さんの家へ
      案内してくださいました。

      タイ北部のラフ族の村

      ちょうど機織りをしているところで、いろいろとお話をお聞きしながら、
      少し見学させていただきました。
      織りの様子を、写真にも撮らせていただき、ありがとうございました。

      この織っている布は、つなぎ合わせてバッグなどになる布で、
      自分たちで使う分だけでなく、販売用に織っているということです。

      タイ北部のラフ族の村

      この村は、ミャンマー(ビルマ)からやってきたアルー氏が創設した村で、ラフ語では、
      アルー村というそうですが、別にタイ語名の村の名前もあるのだそうです。

      タイの山岳民族の多くの村は、自分たちの民族の言葉での村の名前があり、
      そして、タイ国民になった時に与えられたタイ語の村の名前があるのです。

      タイ北部のラフ族の村

      ラフ族の織りは、細長いのが特徴で、少し厚みを出すために、よこ糸は6本取り。

      とてもシンプルな機織り機ですが、カレン族のように、床に座って、たて糸を腰で
      引っ張りながら織る腰機ではなく、座りながら織る織機をつかっています。

      タイ北部のラフ族の村

      ずっと以前に、この村の人が、チェンマイの民族伝統の織物などが集まる山岳民族センター
      のような場所でお店を出して販売しており、今はその方は亡くなり、村の他の人が継いでいる、
      ということですが、この村で織った布の多くは、今もそこで販売されているのだそうです。

      実は、その後チェンマイに行ったときに、その方に会えないかと、
      何とかそのお店が集まっているという場所は探し出したのですが、
      残念ながら、ラフ族の織物を販売しているお店を見つけることはできませんでした…。

      タイ北部のラフ族の村

      家の軒先に、こうして長くたて糸を張り、織っていきます。
      そして、その家の軒先は、すぐ脇が山の斜面になっており、物干し場は、
      急斜面に突き出しているのが、写真からおわかりになりますでしょうか。

      タイ北部のラフ族の村

      村の中には、石垣が見られ、この季節は花もきれいで、山奥にいるのに、
      どことなく、沖縄にいるような雰囲気がありました。

      織り人

      タイ北部のラフ族の村


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