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2015.08.13 Thursday

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    タイの山奥の海のタカラガイ

    2014.04.21 Monday

    本日は、先週からご紹介しているアカ族の村でのお話の続きです。
    訪ねたアカ族の村で、おばあさんが布にタカラガイを縫い付けていました。

    タカラガイは、熱帯から亜熱帯の海域に生息し、海から採れる貝ですが、
    こんなタイの山奥の村でも、古くから民族衣装の装飾用に使われてきました。

    以前ご紹介しましたミンダナオ島に暮らす先住民族ティボリの女性たちが織る
    「ティナラク織」という絣の芭蕉布を、光沢を出すために、布の表面を擦るのにも、
    タカラガイが使われています。


    また、アフリカなどでは、奴隷貿易に伴い、大量に持ち込まれたタカラガイが、
    長い間、貨幣として使われてきました。
    西アフリカのガーナの通貨は「セディ」といいますが、現地の主要言語アカン語で、
    タカラガイを意味するのだといいます。

    アカ族のタカラガイ

    タカラガイは、いろいろな種類があり、色や柄、大きさはさまざまですが、
    表面は、つるつるとして光沢があり美しく、世界中に、コレクターがいる
    ほどだといいます。

    日本でも、縄文時代の遺跡から、装身具として用いられたタカラガイが出土していたり、
    タカラガイは、「繁栄」「生誕」「富」などの象徴とされ、世界中で、民族衣装や装身具、
    お守りや宗教的な意味を持つ呪物として、利用されてきました。

    タカラガイを神聖なものとみなし、身に着け、利用していたアジア民族は多く、
    多くの民族儀式の中でも使われてきています。

    アカ族のタカラガイ

    このタカラガイは、アカ族の村で売られていたものですが、調べてみると、
    おそらく、貨幣として好まれていた「キイロダカラ」という種類のようです。

    村では、この貝を裏返し、ベルトやバッグとなる布に縫い付けていました(1枚目の写真)。

    アカ族のタカラガイ

    アカ族のように山岳地域の民族でも、貝殻を民族衣装に取り付けたりしていますが、
    今は、市場などで手軽に購入することができるのだと思うのですが、その昔は、
    どのような経路をたどって、タイの山奥までやってきたのでしょう…。

    今回、聞きそびれてしまったのですが、次の時、タカラガイのいろいろなお話を
    聞いてみたいと思います。

    織り人
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