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2015.08.13 Thursday

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    「少数民族の染織文化図鑑−伝統的な手仕事・模様・衣装」

    2014.12.08 Monday

    最近、図書館で見つけた本。
    「少数民族の染織文化図鑑−伝統的な手仕事・模様・衣装」という本。

    中には、アジア、アフリカ、中南米の民族ごとの染めや織り、刺繍などの
    手仕事が写真いっぱいに紹介されています。

    少数民族の染織文化図鑑

    その中でも、パリ在住の日本人の絵本作家さんによる民族衣装のイラストが、
    それぞれの民族の手仕事のすばらしさをより一層引き立て、それぞれの特徴を、
    より細かくあらわしてくれています。

    少数民族の染織文化図鑑

    上の写真は、モン族(ベトナムの花モン族)の民族衣装のイラストです。

    花モン族の民族衣装の特徴であるたくさんのプリーツの入ったスカートについても、
    詳細なイラストと細かな構造の解説により、民族の特徴の理解をより深めてくれます。

    下の写真は、ヤオ族(ベトナムの赤ヤオ族:タイではミェン族)の民族衣装。

    ヤオ族(ミェン族)が得意とする本当に細かな刺繍文様も、
    とても精巧に描写されています。

    少数民族の染織文化図鑑

    パナマの先住民族「クナ族」の人たちのリバースアップリケは「モラ」と呼ばれ、
    この技法は、アジアのモン族の人たちも得意とする「リバースアップリケ」と
    同じ技法です。

    「モラ」の鮮やかな色合いと、細かな手仕事の様子も、
    たくさんの写真とイラストで紹介されています。

    少数民族の染織文化図鑑

    著者が、この本の初めに書いているのは、

    ”「外見で物事を判断してはいけない」ということわざとはべつに、
    本のカバーをみて中身を判断できるこもある”と。

    ”どんな服を着ているかは、身分や職業の表現にもなる”

    民族衣装というものは、そういうものであり、
    衣類は、体を覆い保護するという本来の役割とは別に、
    それそのものが民族の歴史であり、文化の集結なのだと思うのです。

    ベトナム人であるか、タイ人であるか、ラオス人であるかという
    ”国籍”は問題ではなく、彼らの身につけている洋服を見るだけで、
    モン族であったり、ミェン族であったり…、その衣装から
    判断することができるのです。

    ”人は見た目ではなく中身だ”とよくいいますが、”見た目”が
    物語る”その人”は大きいと思うのです。
    見た目も含めて、”その人”であり、その人の生きざまを判断する
    大きな要素の一つだと思うのです。

    織り人


    参考書籍:「少数民族の染織文化図鑑 伝統的な手仕事・模様・衣装」
         カトリーヌ・ルグラン著/福井正子訳 柊風舎 
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